バブル崩壊後のアメリカ 2008 2 15

 今、アメリカ人は、極度にリセッション(recession)を恐れていますが、
常識的に言って、アメリカは、リセッションとなるでしょう。
もし、リセッションにならないとすれば、むしろ異常だと言ってよいでしょう。
 なぜならば、アメリカには、もはや「錬金術」がなくなったからです。
企業レベルにおいては、証券化という「魔法の杖」が使えなくなりました。
個人レベルにおいては、借金漬けという「打出の小槌」がなくなりました。
政府レベルにおいては、対テロ戦争という「国防バブル」は色あせたと思います。
 もう「背伸び経済」は止めるべきです。
この際、リセッションを楽しむぐらいの精神的な余裕が必要です。
もはや発展途上国のような経済成長至上主義は止めるべきです。
「アメリカのヨーロッパ化」は、時代の流れと考えるべきです。
アメリカは、ヨーロッパのように成熟した大国を目指すべきです。
 いや、場合によっては、アメリカは、「ラテンアメリカ化」するかもしれません。
白人の出生率が低く、ヒスパニック系(ラテンアメリカ系)の出生率が高いならば、
アメリカは、ラテンアメリカ系(中南米系)の国になっていくでしょう。
長期的には、出生率が勝敗を決めることになるでしょう。

文化の違い culture gap 2003 6 23

今日(2003年6月23日)の日本経済新聞には、このような記事があります。
「住宅担保に消費者ローン」
「家計、金利負担増の懸念」
「アメリカで、住宅を担保にした消費者ローンが急増している。」
「ただ、同ローンは大半が変動金利であるうえ、住宅バブル頼みの色彩も強い。」
「ホーム・エクイティ・ローンと呼ばれる同融資は、
住宅の評価額から住宅ローンを除いた部分を担保にするもので、使途の制限はない。」
 これを読んで、さすがに日本人は違和感を感じるでしょう。
このような「アメリカの借金文化」には、ついていけないと感じるでしょう。















































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